クライストチャーチ四季便り                    :: ホーム ::

6月21日に冬至を向かえ、一年で一番日照時間が短い時期を迎えました。朝8時ぐらいにやっと明るくなり、午後5時には又真っ暗です。こういう季節にはあたたかい暖炉の前で、家族全員で暖を取るのがKiwi(NZ)風。子ども達をさっさとベッドに寝かせて、大人達だけでワインを片手にくつろぐのも一興。但し、Christchurchではオープンファイヤー(古いタイプの暖炉。二酸化炭素を大気中にたくさん排出します)は数年中に使用全面禁止になります。市をあげて、Clean Heating Projectを行っており、新タイプのログバーナーやペレットタイプ、エアコンへの大衣替えを提唱。市民が協力しやすいように補助金を助成したり、ローンにかかる利息を負担したり、京都議定書(プロトコル)に順守すべくがんばっています。最近の石油高による物価高騰もあって、「いかに低コストで冬の寒さを乗り切るか」がメディアの注目を集めています。
さてマーケットでは早くも春の花達(温室育ち)が登場。様々なタイプの水仙(Daffodils)やアネモネ(Anemone)、Hyathins(ヒヤシンス)がかぐわしい香りをふりまいております。なかでもEarlichers(房水仙)は香水のよう気高く、強い香りが特徴。1束あるだけでお部屋一杯に春がやってきます。(2008年6月28日)

またまた、真夏のお正月を迎えました。年々、夏が長くなっている気がします。地球温暖化現象の影響でしょうか?
自宅の菜園では、Pea(豆)やレタス、ニンジンがすくすく育っています。New Zealandは土がいいので、コンポストを加えるだけでグングン育ちます。イチゴも収穫し、100%オーガニックのおいしさを味わいました。スーパーで買うイチゴとは格段に甘味が違います。お日様のエネルギーを浴び、凝縮した味と申しましょうか? 片隅にはオレガノやバジル、タイム、そしてイタリアンパセリを植えています。肉料理やローストチキンに加えると、深みのある味わいになります。育てるのも簡単ですので、皆さん是非お試しください。
さて、夏の花の一つとしてLaksper(ラクスパー・千鳥草)があります。背が約1メートルにもなり、花芽が主茎からどんどん枝分かれして増え、大変育てやすい花です。こぼれ種でも芽がでます。青や紫が主な色ですが、白やピンクもあります。ポージーよりも段差がある、モダンアレンジにもってこいの花材です。仲間にはDelphenium(デルフェニウム)があり、こちらもフローリストに人気の花です。(2008年1月吉日)

 

あっという間に、12月です。「師走」とはいいますが、まさしくその通りで、各ショッピングモールはクリスマスショッピングの人々で早くも混雑模様。さて、マーケットではピンクッション(Leucospermum)がお目見え。針刺し状の花となっている熱帯植物です。プロテアの仲間で南アフリカ原産です。クリスマスアレンジとしてよく使われます。大振りでしっかりしており長持ちする花材として人気があります。ダイナミックなアレンジにもってこいですね。
日本は、11月上旬まで20度を日々が続いておりましたが、突然冬に突入の模様です。Christchurchは27度lで夏日だったり、翌日には15度まで下がったりとマチマチですが、段々と夏らしくなってきました。皆様どうぞ素晴らしい「夏のクリスマス」をお過ごしください。(2007年12月7日)

この四季便りを始めて、早くも1年が経ちました! 今年からDay Light Saving(サマータイム) は、9月30日(日)からスタートです。政府はサマータイムの導入が景気動向に大きく影響すると、例年より約3週間早いスタート! さて、お天気がついてきてくれますでしょうか???
桜が満開を向かえ、ラッパ水仙房水仙(香水のような香りがします)も店頭に大量に出回っています。昨年鉢植えで楽しんだ後、庭先に直植えしたヒヤシンスが咲いてくれまた。クリスマスリリーも目を出してきています。昨年頂いた京水菜も先週からりっぱな葉に成長し、サラダにして食しましたが、100%オーガニックです。水菜独特の苦味が懐かしかったです。さて、庭先で春になるとよく見かけるスノーフレーク・(Snoflake
鈴蘭水仙・花言葉は 皆をひきつける魅力)を紹介します。春一番に咲き、あっと気がついたら咲いていたというけなげな雰囲気です。(2007年9月20日)                      TOP

秋風が段々と冷たくなり、気温も15度前後となってきました。街路樹の紅葉も始まっています。お天気が良い日は、すずめが日向ぼっこをしてて、和やかな気持になります。
フラワーマーケットでは、Protea(プロテア)Leucadendron(リューカデンドロン)が多く出品されるようになりました。南アフリカ原産の花で、英国連邦国の繋がりもあって、ここNew Zealandでは庭木として人気がある園芸種です。大玉で、「花」とは思えないユニークさが、フラワーアレンジにはスパイスになります。花の種類が少なくなる秋から冬にかけて、フローリストには大変重宝します。モダンブーケなど、大胆なアレンジにぴったりです。 (2007年4月15日)

Day Light Saving(サマータイム)も終わり、秋風が肌寒く感じるようになりました。しかし、日中は夏日の ような陽光のChristchurchです。 フラワーマーケットではここ数ケ月でシステムが変わり、バケット(バケツ買い。10束以上、100本以上という単位)買いがほとんどを占めるようになりました。生産者とオークショナーには大変有利になったでしょうが、我々のようなSmall Buyerは頭が痛い状態です。例えば、ローズは10本で1束ですが、これが10束以上入ったバケツで買わなくてはなりません。大量に買い、そのまま手を加えず売る、スーパーマーケットやデイリーならこのシステムはうまく作動するでしょうが、様々な種類とカラーを、いつも新鮮な状態で店先に揃えたいのがフローリスト・・・。辛い所です。
さて、マーケットではアネモネが登場してきました。 ギリシャ語で「風」を意味し、美少年アドニスが流した血よりこの植物が産まれたとする伝説があります。マーケットではかたいつぼみでも1日で大きく開花します。カラーはブルー、紫、ベルベットレッド、ピンク、白とあり、小ぶりのブーケ(ポージー)にぴったりの花です。(2007年3月27日)
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今年のバレンタインは大変良い天気に恵まれ、業界の売上もかなりよかったようです。例年この時期雨が降ったり曇りがちで、人々の出足も鈍って当日閉店ギリギリに買いにこられる「駆け込み」がおおいのですが・・・・。バレンタインデーはそもそも恋人同士が「愛の確認」をする日。異教徒同士の仲を取り持った為に処刑された、聖人である St. Valentineが亡くなった日です。西洋では男性が女性に赤い薔薇を送るのが習慣となっています。日本ではこの習慣を導入する際にお菓子業界が「チョコレート」に変えてしまい、女性が堂々と男性に告白できる日としてしまいました! なんでも商売の日本ならではですね。今ではすっかり根付き、本来の意味の知らない方からは、「え、NZでは薔薇ですか。変わってる」なんて声も聞きます。日本発信習慣として近隣の韓国や台湾ではチョコレートが主流となっています。中国では赤ではなく「白」の薔薇を11本送ります。11という数が大変おめでたい数なんだそうです。所変われば・・とは申しますが、本当に世界は広いなぁと感じます。さて、気になるお値段ですが、バレンタインデーの赤いローズは1本が約15ドル。この時期の通常価格の3倍と言われています。1ダースともなると150ドルから200ドルです。頂いた際には結婚覚悟!(冗談です) (2007年2月24日)

ここ数日は夏日のChristchurch。夏の花々が一気に開花しています。グラジオラス(Gladioli)に、ダリア(Delilah)が勢い良く花芽を天に向かって突き出すかのように、成長しています。 
グラジオラスはフラワーマーケットでも12月中旬からお目見えしており、出始めは貧弱だった花芽が最近は大きくしっかりとしてきました。赤やオレンジ、ピンクの定番色から紫・ライムグリーンと色様々です。園芸苗は、リップが花びらと違う色など多岐に渡ってありますが、切花種では、紫とライムグリーンが高値で取引されます。
ダリアはボールのような花玉が人気ですが、切花では使いません。花に対して茎があまりに細く、ブーケに組む途中で痛んでしまうからです。 ガーデニング花としてNZでは大変人気があります。(2007年1月28日)       

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謹賀新年、今年も皆様よろしくお願いします。
さて、クリスマスリリーとして人気のLongiflorum Lilies(てっぽう百合)、自宅で育てている6鉢(昨年2球根を株分け)が年末より咲き出しました。 つぼみは最初、上を向いていますが段々と傾きながらせり出し、てっぽう百合独特のトランペット状になります。 グリーンから白色につぼみが変わりだしたら、一気に開花です。なんともいえない優雅な香りが魅力。日本では、花の色と傾く様子が「純潔・しとやかさ・控えめな気持」をあらわすと、大人のアレンジによく使われます。 こちらNZでも大変人気があり
、特にCorporate(企業生けこみ)に使われます。 同じ百合でもAsiatic Lily(すかし百合)より高値で取引されます。 日本の沖縄原産です。(2007年1月吉日)

10月3日付けの四季便りに、モナークという蝶の幼虫についてお話しましたが、運良くさなぎから羽化したての蝶を撮影しました。風が強い日でしたので、おぼつかない羽ばたきで飛び立っていきましたが、しばらく私の肩で休憩してくれました よ。 今年は冷夏ですので、例年に比べると羽化時期も少し遅いと感じます。 さて、いよいよ年末ですね。「師走」というだけでなんだか気がはやってしまうのは、やはり日本人だと思うこの頃です。 NZではクリスマスが一大イベント。大晦日や新年は二の次ということで、あまり大騒ぎはしません。私はどちらかというと、クリスマスよりお正月です。真夏ですので太陽もピカピカですから、神妙な気持になりにくいのではありますが、年末の大掃除を終えて、お寿司を作って、年越しそばを食べ、お正月を迎えます。やはり、新年は新しい気持で、迎えたいもの。こういう1年毎のメリハリは人生の長いサークルのなかで、とても大事だと思います。 それでは、皆様良いお年をお迎えください。(2006年12月28日)

7年前知人から「挿し木」として頂いたカクタス(サボテン)が今年花をつけました。 このカクタスは通称オーキッドカクタスと呼ばれし、だれるように下へ下へと伸びます。7年前は10センチほどだったのが、いまや1メートル強の長さになりました。自然と生命の強さを感じます。薄いピンクのつぼみが、強烈なピンク色へと移ろいでゆき、今50個ほどの蕾が満開を迎えています。非常に珍しいカクタスらしく、お隣のガーデニングプロが見にいらっしゃいました。  ピンクの他にオレンジ色があるらしく、頑張って手に入れようと考えています。 ここ数日25度だったり、15度だったりと天候が落ち着きませんが、自然の時計は夏へと着実に向かっているようです。  昨日はハグレー公園の沿道でパラダイスダックの親子を見ました。普通のダックより2−3周り大きくオスは白のクビと茶色の胴体の色パターンでとてもよく目立ちます。雛は7匹 おり、白色にグレーのストライプです。かわいすぎて10分も立ち止まり見入ってしまいました。Christchurchの素晴らしい所は 、5分も歩けば公園か草地にぶつかる所。 お天気の良い日にはふらっとウォーキングで、自然発見で癒されてみてください。(2006年11月18日)

自宅のIris(アイリス・あやめ)が大輪の花をつけました。フラワーマーケットに出るIrisは1本に1つぼみですが、園芸種はどんどん花芽が出てきます。大きく溢れるように咲くダイナミックさが、New Zealandらしいですね。この1週間曇りがちで雨も数日振り続けましたので、気温が15度前後と寒かった為、一度開花した花たちもずっと美しさをKeep。そういえば春に咲く桜も、開花してから約1ケ月散らずに咲き誇っていました。ずっと私達の目を楽しませてくれるのでありがたいのですが、はかなく散っていく「ものの哀れ」こそ桜であると思うのは、やはり日本人であるからなのでしょうか?(2006年11月11日)      TOP

庭先にあるサキュランツ(多肉植物の一種)の花が咲きました。サキュランツはお庭の下草の一種として植えます。近くの教会の庭にも桜や椿の木々の下草として育っています。フラワーアレンジには滅多に使いませんが、コンテンポラリー(現代風)なアレンジには重宝します。フラワーマーケットでも1箱に10-12個入って競りに出されます。ブーケにはできませんが、ボールアレンジに使うと無機質なテイストがシックで大人の雰囲気を醸し出します。株分けが簡単にできますので、お手入れも手間取りません。常緑植物ですので秋から冬に乏しいグリーンとして、力を発揮しますね。(2006年10月26日)

10月に入りDay Light Saving(サマータイム)もスタートして、日中の太陽光線が長く、そして強く感じるようになりました。水仙やチューリップなど春の花々も終わりを迎えています。  フラワーマーケットではWaratah(ワラター)がお目見え。 真紅の大きな花がダイナミックでNew Zealandの大地の強さを感じます。マーケットには、真夏の12-1月に向け、オンシーズンを祝うように、一気に膨大な種類の花々が出てきます。花にご興味のある方には最高の季節ですね。
ところで、皆さん「モナーク」をご存知ですか? 日本で言うアゲハチョウで、現在、絶対数が少なくなっているオレンジ色の蝶です。この蝶は他の昆虫類が嫌うスワンプランツに卵を産み付けます。スワンプランツは苦味があり、それを食するモナークの幼虫は鳥も食べないといわれています。自宅の庭にスワンプランツがあります。すでに数匹がさなぎ→蝶と孵化しました。ここ数日は15度から25度まで気温が一定せず、幼虫達は大丈夫かと毎日観測をしています。オレンジと黒のトラ縞柄の幼虫は阪神タイガースを彷彿させるカラー。トラキチである私は一段と思いを込めて成長を見守っています! さなぎになると金色の斑点がつき、それは美しいのですよ。つい数日前にはかまきりの子供を見つけました。約1cmの大きさ。しかし立派にカマを振りかざしておりましたよ。 季節が春から夏に向かっているのを強く感じます。 皆さんもちょっとした身の回りの自然を観察してみてください。ほっと気持が安らぎます。(2006年10月3日)

この9月は気象観測上、過去最高に暖かい9月だったようです。フラワーマーケットにも例年より早く、Peony(芍薬)が登場。私は毎年Peonyの出回るタイミングで春を感じています。季節花 のPeony、大玉で花びらが幾重にも重なっておりKiwiにも人気があります。9月よりWeddingのシーズンが始まりますので、Peonyでブーケを作ってほしいというブライドも多いんですよ。但し、いつ出回るかは神様のみぞ知る、フローリスト泣かせの花でもあります。例えば、数年前は過去30年で一番寒い夏でした。Peonyも9月下旬まで出回らず9月上旬の挙式には間に合わなかった事を覚えています。第二候補のピンクローズで作成しましたので、問題はなかったのですが。これだけコンピューター化が進んだ現代でも、お天気だけはどうにもできません。自然との共存をひしひしと感じるのでした。(2006年9月3日)

Central CityにあるRydges Hotelにて行われたSpring Wedding Show 2006へ行ってきました。Weddingに関わる業者が各商品やサービスを展示。Showの目玉はきらびやかに着飾ったモデルがキャットウォークするファッションショー。トラディショナルなスタイルから今年の流行まで様々なタイプのドレスとブライダルブーケ、アクセサリーが披露されました。日本とは違いNZのブライドは「セクシー」路線ですので、ビスチェやストラップなどのトップが大きく露出したタイプが多いのが特徴です。但し、ボトムはAラインから長く後ろに流されたドレッシーなタイプまで長めが多かったでしょうか。記念の写真やビデオ、ウェディングケーキにチョコレートファウンテン、招待状のステーショナリーと内容豊富。入場料の10ドルは盲導犬協会に基金されるという、とても素敵な趣旨の催しで、充実した一日でした。(2006年9月17日)

 
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